結婚式中に花嫁がトイレに行けるタイミング
ウェディングドレスを一度来てしまうと、脱ぐのはちょっと大変で、トイレに行きたいとは言い出しづらいですよね。
でも、どうしても結婚式中やドレスを着た後に、トイレに行きたくなってしまったらどうする…!?
トイレの近い花嫁さんにとっては、切実な悩みです。
私は、当日の支度中~挙式~パーティー終了までに、実際にトイレに2回行きました。
ウェディングドレスを着た後で、実際にトイレに行ったタイミングをお伝えしておきたいと思います。
1回目:ブライズルームを出る直前
これはまだ、ぎりぎり挙式が始まる前です。
ヘアメイクを終えて、ドレスの着付けも終わって、ブライズルームでの撮影も終えて、「さぁ、チャペルに移動するぞ!」という時だったのですが、勇気を出して、最後のトイレに行きたいです!とお願いしました。
本当はメイクの後、ドレスを着る前にも「これが最後のトイレです」と言われて行ったのですが、その後でどうしても行きたくなってしまって…。
私は「最後の」なんて言われると、逆に緊張して行きたくなってしまうんです(;_;)
この段階ではまだ、ブライズルームの中なので、せっかく着付けてもらったドレスとパニエを全部脱いで、下着(ブライダルインナーとペチコート)姿で、トイレに行きました。
私は元々トイレが近いので、多分途中のどこかで行きたくなるだろうと思って、ドレスをオーダーする時に、脱ぎ着がしやすいよう後ろがファスナーのタイプにしてもらいました。
本当は、後ろが編み上げになっているドレスに憧れていて、後ろ姿も可愛いと思うのですが、当然ファスナーより脱ぎ着に時間がかかってしまいます。
ただ、式場レンタルでお借りしたパニエがファスナーではなくウェストを紐で絞るタイプだったので、それは予想外で少し時間がかかってしまいました。
そのせいでちょっと挙式のスタート時間が押してしまいましたが(*_*;
背に腹は変えられない!
緊張するとトイレに行きたくなるというのは、自然の摂理だと思います。
式の間中、我慢しているよりは絶対にマシです。
恥ずかしがらずに伝えましょう!
2回目:挙式後、パーティが始まる前
パーティーは食事やケーキカットなどで、少人数の私たちの場合でも、終わるまで2時間ほど。
途中でお色直しがある場合はパーティーが始まった後でも席を外すことは出来ると思いますが、私の場合は無かったので、パーティーが始まる前に行くしか無いと思いました。
挙式後、チャペルからホテルの食事会場があるフロアに移動した後、廊下にあるトイレに行かせてもらいました。
廊下なので、さすがにドレスを全部脱ぐというわけにはいかず、スタッフさんのお知恵で、ウェディングドレスを着たまま、少し予想外のやり方で行きました。
幸い、その日は同じフロアは使われていなかったので、廊下にもトイレに他のお客さんもいなかったので良かったです。
ドレス用サスペンダー?を使って、ドレスを着たままで!
その時は、ドレスを脱がずにサスペンダーみたいなものを使って、ドレスのスカートだけを上に持ち上げて行きました。
スタッフの方が、どこに隠し持っていたのか、前2つ、後ろ2つに留め具が付いたサスペンダーを取り出しました。
まずは、ドレスの後ろ側の裾で、2箇所留めます。
留めていない方を肩から前にぐーっと引っ張って持ってきて、前のドレスの裾をまた2つ、留めます。
そうすると、スカートの裾を丸めてひっくりかえしながら上に持ち上げた状態になります。
折りたたみ傘がひっくり返ったような状態といえば、伝わるでしょうか…?
こうすれば、ドレスは着たまま、スカートの部分は持ち上がっているので、パニエを手で持ち上げれば用が足せるようになります。
ただ、ドレスがすんごいかさばるので、拭くときに大変でw
なかなか大変でしたが、無事にドレスを汚すこともなく終わりました!!
行きたい時は我慢せずに、スタッフの方に伝えましょう!
せっかくドレスを着付けてもらったのに、また脱いでトイレに行かせてもらうなんて、悪いな…、色んな方を待たせて時間も押してしまう…、と悩む方も少なくないと思います。
私もそうでしたし、実際に時間も少し押してしまいました(*_*;
ですが、ウェディングドレスを着ている時の姿、表情は、その後もずっと写真に残ります。
挙式の間ずっと我慢して、笑顔の写真が残せなかったら、そのほうが後悔してしまいますよ!!
挙式のことを思い出した時にも「そういえば、あの時トイレを我慢していたんだわ…」と思い出してしまうと思います。
後からなら笑い話にも出来ますが、当日は結構切実ですよね~!!
行けるタイミングはプロに相談しましょう
式場の方はプロですので、そういう場面にも慣れている筈です。
私がお借りした、上述のサスペンダーのような道具(ドレスの裾を持ち上げる道具)があらかじめ用意してあったということは、途中で「トイレに行きたい」と言い出す花嫁さんは私だけではない、ということです。
ただ、例えばパーティーや披露宴の進行によっては、行きづらい場面もあると思います。
すぐに行けるとは限りませんので、ギリギリまで一人で我慢せずに、早めに伝えて行けるタイミングを見計らってもらった方が良いと思います。
また、元々トイレが近い方は、事前に担当の方、介添えの方に伝えて相談しておくと、対処方法の用意や、行ける適切なタイミングを考えてくださるはずです。
ペチコートの下にガードルを履いておくと安心
私は普段からトイレが近いので、長い会議や映画に行った時なんかもトイレが心配だったりします。
そこで最近やっているのは、下着の上にもう一枚、ガードルなどを履くことです。
Aラインやプリンセスラインのウェディングドレスの場合は、ブライダルインナーとして「ブラ+ウェストニッパー+ペチコート」を着用しますが、ペチコートの下にもう一枚、ガードルや丈の短いスパッツを着用しておくと下半身が冷えることが無く、安心です。
一枚増えるだけでも、本当に違うんですよー!!
意外と、行きたくならないのでご安心を!
おそらく、この記事を読みに来てくださった方はこれから挙式を控えていて、「トイレに行きたくなったらどうしよう?」と心配されている花嫁さんだと思います。
そのお気持ち、ご心配、本当によくわかります。
でも、安心してください。
実際は意外と、行きたくならないものです!
私は普段から、緊張したり、会議中や乗り物など、トイレに行けない場面に限って猛烈に行きたくなります。精神的な頻尿というのでしょうか。
そのため、挙式前はトイレのことを考えると憂鬱になるぐらい、本当に、本当に心配でした…。
ですが、当日はメイクなどの支度から挙式、写真撮影、パーティー…と、全て流れるように進行していくので、忙しくてあっという間に過ぎてしまい、「トイレに行きたい」などと考えている暇があんまり無かったです!
私の場合は、普段から「始まる前にトイレに行かなきゃ」と考えてしまうので、「行きたくなった」というよりは「行っておかなきゃ」と考えてしまう癖があるのです。
なので、あんまり心配し過ぎずに、特別な一日を楽しんでくださいね(*^^*)
でも、本当に行きたい時は、我慢して体調が悪くなるよりずっと良いと思いますので、勇気を出して伝えてみてくださいねー!