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沖縄での結婚式準備

「海が見えるチャペル」と言っても色々あります!失敗しないための沖縄のチャペル選びのポイント4つ

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沖縄での結婚式。
式場選びが一番楽しくもあり、気軽に下見に行けないのが、悩ましいところでもありますよね。

実際に見てみると、HPに掲載されている写真やカタログと、随分と海の見え方が違う場合もあります。

実際に式の日にがっかりしないよう、沖縄まで下見に行けない方は、チャペルを選ぶ際にはこんなところに注意していただければと思います!

ポイント1 海とチャペルの距離

どこのチャペルも、写真で見ると本当にキレイに撮っていて、チャペルのガラスの向こうはすぐ海に見えます。

が、実際は海まで距離があって、海は見えるけど目の前ではないということも。

「海が見えるチャペル」の立地は、二種類のパターンがあります。

  1. ビーチの上に建っているチャペル
    例:オクマ・フェリシア教会(オクマ プライベートビーチ&リゾート)
  2. 海が見える丘や高台の上に建っているチャペル
    例:チャペル・ダイアモンドオーシャン(かりゆしビーチリゾートオーシャンスパ)

どちらを選ぶかはお好みによるのですが、思っていたのと違う…とならないように、事前にチャペルの場所をマップで確認してみましょう。

チャペルと海の間に道路を挟んでいたり、単純に距離が離れている場合は、「目の前に広がる」という感覚とは異なってしまうかも。

例えば、「かりゆしビーチリゾートオーシャンスパ」の立地を見ると、道路を挟んで建っていて、海からは少し距離がありますよね。

ですが、こちらはちゃんとチャペルの前面から海が見えるように計算されて高台に建っているので、海からの距離があるからこそ綺麗に見えるチャペルです。

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ポイント2 潮の満ち引きによる景色の違い

どちらの立地のチャペルにもメリット、デメリットがあって、一番の違いは「潮の満ち引きの影響を受けるかどうか」です。

ビーチの上に建っているチャペルは、潮の満ち引きによってチャペルからの海の見え方が大きく変わります。

海との距離が近いだけに、水が満ちていてキレイに海面が見える状態と、潮が引いている時は、ビーチの浅瀬の藻や岩場が見えてしまって、ちょっと寂しい感じに見えてしまう状態の差が大きい場合があります。

逆に、高台に建っているチャペルは、元々遠目に海が見えるように設計されているので、潮の満ち引きによる見え方の影響を受けにくいのです。

プランナーの方はその辺り熟知している筈ですので、よく確認して挙式とビーチ撮影の時間を決めることをお忘れなく!

下見に行ったとあるチャペルでは、「この先1年分の干満予測と、日の出、日の入りのデータがあるので、それに基づいて挙式の時間をおすすめしている」と言われました。

ただ、これもビーチによって差があり、あくまでも私の個人的な感覚ですが「那覇から離れるほど干満による影響が受けにくくなる」という印象です。

ポイント3 見える海は遊泳エリアなのか?

ホテル併設や、ビーチ側に建っているチャペルでは重要なことです。

「海が見えるチャペル」と謳っている場合、チャペルの真正面、祭壇の向こうに海が見えるようになっていることがほとんどです。

私が挙げた「チャペル・マリンビジュー」もご覧のとおり、祭壇の向こうは一面の海が広がっています!

ですが、よく見ていただくとわかると思いますが、青い遊泳可能域を示すブイが浮いていますよね。
(わかりやすいように拡大しているので、余計目立つのですが)

チャペルの隣はホテルなので、ホテルのビーチの遊泳エリアが見えているんです。

大型のホテルの場合は遊泳エリアとは離れた場所にチャペルが建てられていることが多いですが、「チャペル・マリンビジュー」は「かねひで喜瀬ビーチパレス」の建物のすぐ横に建てられており、こじんまりとしたホテルなので、ホテルのビーチがそんなに広くありません。

そのため、私は事前に下記のような点を確認しました。

  1. チャペルから泳いでいる人はどれぐらい見えるのか?
  2. 挙式中に気になるぐらいなのか?
  3. 遊泳区域外(チャペルの前)に挙式中は入れないようにしてもらえるのか?

回答としては、どれぐらい泳いでいるかはその日による(当然ですね)、挙式中に出入りの規制をかけることは出来ない、ということでした。

こうして写真を見ると何人か泳いでいる人が遠目に映っている写真もあるのですが、結果として、挙式中はまったく気になりませんでした。

チャペル・マリンビジューはホテルの2階にあって、高さもあるので、人の姿は遠目に見えるぐらいだったと思います。

ましてや、列席してくれるゲストの方は座っていることがほとんどなので、座った時の目線はチャペルのすぐ下ではなく少し遠くになりますから、綺麗な海がちゃんと目に入っていたことと思います(*^^*)

ちなみに、ビーチ撮影はチャペルの目の前からもう少し離れたところで行ったので、誰も一般の方は写り込んでいません。

もし、チャペルが1階の場合は、

  1. そのビーチはチャペルの関係者以外入れないビーチなのか
  2. 一般の方が立ち入ることも出来るビーチなのか

あたりも、確認されたほうが良いと思います。

挙式中に、ガラスの向こうに人が入ってきたのでは、気になって仕方ないですよね!

ポイント4 天気が悪い日の動線や変更点を考えておく

先程、「大きいホテルでオンザビーチのチャペルの場合は、遊泳エリアとは離れた場所に建てられていることが多い」と書きましたが、そうなると、その分移動距離が増えることも多いです。

挙式までの待機場所からチャペルまでの移動や、食事会場までの移動や、終わってからホテルまで戻る移動などなど。

沖縄の天気は変わりやすいです。
朝は雨でも昼頃にはカラッと晴れている、なんてこともありますが、1日中どんより曇っている日もあります。

お天気が悪い場合、当然ながら海の見え方も曇ってしまって残念なので晴れていることに越したことはありませんが、万一に備えて当日の導線や撮影の変更点を確認しておくことも重要です。

  1. ブライズルームからチャペルまで、外を通る必要があるのか
  2. 通る場合はどんな道(舗装された道か、砂浜か)で、どの程度の距離なのか
  3. ゲストの待機場所など、ゲスト側に天気の影響は無いか
  4. ビーチ撮影やフラワーシャワーなど、屋外で行うことの変更点

実際に下見に行ったチャペルで、ドレスに着替えた後、チャペルまでかなり歩く距離があるところや、屋根はあるけれど外を通らなければいけないところなどがありました。

また、天気が悪い場合には、「ビーチ撮影を別日に振り替えられる」という制度を設けているチャペルもありますし、「ビーチではなく館内の撮影に変更になる」という場合もあるので、変更点は必ず確認しておきましょう!

まとめ

近くても遠くても、目の前に大きく広がっていても、ほんの少し見えるだけの場合も、「海が見える」という表現自体に偽りはないと思います。

が、あくまでその「見え方」が自分のイメージしている通りなのか、カタログやHPの写真とそっくりそのまま同じなのか、現地に下見に行けない方こそ、きちんと事前に言葉に出して確認しておくことが、失敗を防ぐために重要だと思います。

プランナーさんもお仕事なので、マイナスなことを積極的に言ってくる方は少ないと思います。
自分から確認することを怠らないようにしましょう!

また、下見や相談に行った時期と実際の挙式の時期が違う場合は、挙式の日のシーズンではどうなのか?ということも考える必要があります。

私の場合は、寒い時期のビーチに下見に行ったので誰も泳いでいませんでしたが、挙式は7月だったので、泳いでいる方がいるという状態を想像して色々考えました。

当日になって、「こんなはずじゃなかった…」とならないように、事前に相談しておきましょう!

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